1級建築施工管理技士 一次検定 / 施工(躯体)

鉄骨の加工・溶接の要点と頻出数値

B 2年に1回以上14年中 8年 出題(H25〜R8)

覚える要点

加工

  • 高力ボルトの孔径:d<27mmならd+2mm、d≧27mmならd+3mm
  • M22 → 24mm、M24 → 26mm、M27 → 30mm
  • 高力ボルトの孔:板厚にかかわらずドリル
  • せん断切断・せん断孔あけ(普通ボルト・アンカーボルト孔):板厚13mm以下
  • 摩擦面のすべり係数:0.45以上(赤さび)、ブラストは表面粗さ50μmRz以上
  • 加熱曲げ:850〜900℃(青熱ぜい性の200〜400℃は避ける)

溶接

  • 気温−5℃未満は溶接しない
  • −5〜5℃は100mmの範囲を加熱
  • ガスシールドアーク:風速2m/s以上で防風
  • 組立溶接の最小ビード長さ:板厚6mm以下30mm、6mm超40mm
  • 表面割れ:両端から50mm以上はつって補修
  • 低水素系溶接棒は乾燥させて使う

スタッド

  • 仕上り高さ:±2mm、傾き:5°以内
  • 打撃曲げ試験:15°まで曲げて割れなし → 合格(そのまま使用可)

もっと覚えるポイント

  • 490N/mm²級以上:ポンチなどの打こんを残さない
  • 現場溶接部の両側100mm程度は工場塗装しない
  • 鋼製巻尺はJIS1級、工場と現場でテープ合わせ

よく出るひっかけ

本番では、正しい記述の数値や向きを少し変えた「誤り」が出ます。×の文と正しい内容をセットで覚えましょう。

鋼材の加熱曲げ加工は、鋼材を200〜400℃程度に加熱した状態で行った。
正しくは850〜900℃(赤熱状態)。200〜400℃は青熱ぜい性域なので避ける。
出題:令和8年・令和6年・平成29年
溶接部に表面割れが生じたので、割れの範囲を確認し、その両端から20mm程度はつり取って再溶接した。
正しくは、割れの両端から50mm以上はつり取り、舟底形に整えて補修溶接する。
出題:令和5年・令和1年・令和3年

この単元の4択は8問、○×は48問。残りのひっかけは、アプリで解きながら覚えられます。

アプリの問題画面(施工(躯体))

「鉄骨の加工・溶接」の問題はアプリで

この単元の4択8問・○×48問を、解説つきで解けます。過去14年分の出題テーマから作った4択と○×、模擬試験、成績グラフ。電波がなくても使えます。

令和9年度版 近日公開