施工と安全 / 防水工事
防水工事ウレタン防水の床(写真:写真AC)
塗膜防水補強布・塗り重ね・通気緩衝工法
公開 ・ セコカン君
防水工事液状の防水材を塗り重ねて、継目のない防水層をつくる工法です。形の複雑な屋上やベランダに向いています。補強布と塗り重ね、ふくれを防ぐ工法の基準をまとめました。
01塗膜防水の基準
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| 補強布の重ね | 50mm以上 |
| 塗継ぎの重ね | 100mm以上 |
| 通気緩衝シート | 突付けで張る |
| 脱気装置 | ふくれを防ぐために付ける |
02施工のポイント
- 下地は十分に乾燥させる。水分は、ふくれの原因になる
- 決められた使用量を、何回かに分けて塗り重ねる。1回で厚く塗らない
- 立上りは、立上り用の防水材でだれを防ぐ
- 2成分形は、主剤と硬化剤を指定の比率で練り混ぜる
- 気温が低いと硬化が遅れる
03材料の種類
| 材料 | 特徴 |
|---|---|
| ウレタンゴム系 | 屋上・ベランダで多い。通気緩衝工法と組み合わせることが多い |
| FRP系 | 硬く、強い。ベランダなどで使う |
| アクリルゴム系 | 外壁の防水に使う |
まとめ
- 補強布の重ねは50mm以上、塗継ぎの重ねは100mm以上
- 決められた量を何回かに分けて塗り重ねる。1回で厚く塗らない
- 下地の水分はふくれの原因。通気緩衝シートと脱気装置でふくれを防ぐ
04試験とのつながり
出典:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)9章、日本建築学会 JASS 8 防水工事。 数値は2026年10月時点で確認しています。