1級建築施工管理技士 一次検定 / 建築学

杭・基礎構造の要点と頻出数値

A ほぼ毎年14年中 13年 出題(H25〜R8)

覚える要点

杭

  • 負の摩擦力:地盤沈下で杭に下向き、軸力は中立点で最大、支持杭のほうが大きい
  • 打込み杭の中心間隔:径の2.5倍以上かつ75cm以上
  • 埋込み杭・場所打ち杭の中心間隔:径の2倍以上
  • 鋼管杭の腐食しろ:外面1mm
  • 杭基礎の支持力:基礎スラブ底面の支持力は加算しない
  • 先端の許容応力度:打込み杭>埋込み杭>場所打ち杭
  • 杭頭固定:変位小・曲げモーメント大
  • 水平抵抗:杭頭付近の地盤の影響が大きい
  • 群杭(摩擦杭):1本あたりの支持力が小さくなることも
  • 群杭の沈下量:単杭より大きい
  • 全長ケーシング:オールケーシング、安定液:アースドリル
  • PHC杭の杭頭切断 → プレストレスが減少

地盤

  • 液状化:地下水位が浅いゆるい砂質地盤、地表から20m程度以浅
  • 圧密沈下:粘性土で長い時間、即時沈下:砂質土
  • 地下水の汲み上げ → 圧密沈下が進む
  • フローティング基礎:掘削土と建物の重さをつり合わせる
  • 地下水位より下:浮力、被圧水:盤ぶくれ

地盤の長期許容応力度(kN/m²)

  • 岩盤:1,000
  • 密実な砂質地盤:200
  • 堅い粘土質地盤・堅いローム層:100
  • ローム層:50
  • 粘土質地盤:20

直接基礎

  • 軟弱地盤の不同沈下対策:べた基礎
  • 根入れが深い → 支持力大きい
  • 異種基礎・異種杭の併用は避ける
  • ラップルコンクリート:支持層までを置き換える

よく出るひっかけ

本番では、正しい記述の数値や向きを少し変えた「誤り」が出ます。×の文と正しい内容をセットで覚えましょう。

杭基礎の許容支持力は、杭の許容支持力に、基礎スラブ底面の地盤の支持力を加算して求める。
杭基礎では、基礎スラブ底面の地盤の支持力は加算しない。
出題:令和7年・令和5年・令和1年
圧密沈下は、砂質土地盤において、荷重により間隙水が徐々に排出され、長時間かけて生じる沈下である。
圧密沈下は、水を通しにくい粘性土地盤で長時間かけて生じる。砂質土は即時沈下。
出題:令和4年・平成30年・令和6年

この単元の4択は13問、○×は69問。残りのひっかけは、アプリで解きながら覚えられます。

アプリの問題画面(建築学)

「杭・基礎構造」の問題はアプリで

この単元の4択13問・○×69問を、解説つきで解けます。過去14年分の出題テーマから作った4択と○×、模擬試験、成績グラフ。電波がなくても使えます。

令和9年度版 近日公開