1級建築施工管理技士 一次検定 / 建築学
鉄骨構造の要点と頻出数値
H25H26H27H28H29H30R1R2R3R4R5R6R7R8
覚える要点
座屈
- 幅厚比の制限 → 局部座屈を防ぐ(幅厚比が大きいほど起きやすい)
- 横座屈 → 圧縮側のフランジに横補剛、閉鎖形断面は起きにくい
- 細長比=座屈長さ÷断面二次半径
- 細長比:柱200以下、そのほか250以下
柱脚・接合部
- 固定度:埋込み > 根巻き > 露出
- 露出柱脚:アンカーボルトの定着長さ 20d以上
- 埋込み深さ:柱幅の2倍以上
- 根巻き高さ:柱幅の2.5倍以上
- 角形鋼管柱の接合部:ダイアフラム(通しダイアフラムは梁フランジより厚く)
- スカラップ:溶接線の交差を避ける、ノンスカラップは応力集中を避ける
- エンドタブ:欠陥を母材の外へ
高力ボルト・溶接
- 摩擦接合:板の摩擦力で伝える
- 中心間距離:2.5d以上
- 孔径:27mm未満は d+2.0mm、27mm以上は d+3.0mm
- すべり係数:0.45以上
- 隅肉溶接:のど厚=サイズ×0.7
- 有効長さ=全長−サイズの2倍
- 完全溶込み溶接:母材と同等
- 併用継手:高力ボルトを先に締めたときだけ耐力を加算
部材・鋼材
- H形鋼:曲げはフランジ、せん断はウェブ
- 合成梁:上フランジの頭付きスタッドで一体化
- 筋かい:軸部が先に降伏(保有耐力接合)
- ヤング係数:約2.05×10⁵N/mm²(強度によらず一定)
- 短期許容応力度:長期の1.5倍
- SN490B:引張強さ490N/mm²以上、C種は板厚方向の性能
- 降伏比が小さいほど塑性変形能力が大きい
よく出るひっかけ
本番では、正しい記述の数値や向きを少し変えた「誤り」が出ます。×の文と正しい内容をセットで覚えましょう。
柱脚の固定度は、一般に、埋込み柱脚より露出柱脚のほうが高い。
固定度は埋込み>根巻き>露出の順。露出柱脚は最も低い。
出題:令和7年・令和6年・令和4年
角形鋼管などの閉鎖形断面の梁は、H形鋼の梁に比べて横座屈が生じやすい。
閉鎖形断面はねじれに強く、横座屈は生じにくい。
出題:令和7年・令和6年
この単元の4択は12問、○×は64問。残りのひっかけは、アプリで解きながら覚えられます。

「鉄骨構造」の問題はアプリで
この単元の4択12問・○×64問を、解説つきで解けます。過去14年分の出題テーマから作った4択と○×、模擬試験、成績グラフ。電波がなくても使えます。
令和9年度版 近日公開