1級建築施工管理技士 一次検定 / 施工(躯体)

耐震改修・解体の要点と頻出数値

A ほぼ毎年14年中 13年 出題(H25〜R8)

覚える要点

柱の補強

  • 鋼板の角部の内法半径:板厚の3倍以上
  • 鋼板と柱のすき間に無収縮モルタルを充填
  • 鋼板の上下端と梁・床の間にすき間を設ける
  • 炭素繊維シートの重ね長さ:200mm以上
  • 炭素繊維シートを巻く柱の角は丸める
  • 溶接閉鎖フープ:継手は溶接で閉鎖形

壁の増設

  • 既存の面は目荒し
  • グラウト材の練上がり温度:10〜35℃
  • グラウト材は下から上へ注入
  • 既存の柱・梁とはあと施工アンカーでつなぐ(切粉は除去)
  • 梁の下のすき間はグラウト材で埋める

解体

  • 内部を先に壊し、外周の壁を防音壁に使う
  • 外壁は内側へ倒す
  • 地上から解体するときも上の階から
  • コンクリート塊をクッション材にする
  • 圧砕機は静か、ブレーカーはうるさい
  • 階上解体:重機を載せる階の下階をサポートで補強
  • 解体前に石綿などの有無を調べる

届出・資格

  • 建設リサイクル法:解体は床面積80m²以上、着手の7日前までに届出
  • 高さ31m超の建築物の解体:14日前までに労基署長へ届出
  • 高さ5m以上のコンクリート造工作物の解体:作業主任者
  • 振動規制法の基準:敷地境界で75dB(騒音規制法は85dB)

よく出るひっかけ

本番では、正しい記述の数値や向きを少し変えた「誤り」が出ます。×の文と正しい内容をセットで覚えましょう。

炭素繊維シート巻き付け補強では、シートを密着させるため、柱の出隅部は面取りせずに角のまま施工した。
正しくは、出隅部は丸く面取りする。角のままだとシートが角で切れやすい。
出題:令和7年・令和3年・平成29年・平成26年・平成25年
壁増設に用いるグラウト材の練上がり時の温度は、5〜40℃の範囲とした。
正しくは10〜35℃。
出題:令和5年・令和1年・平成27年

この単元の4択は13問、○×は68問。残りのひっかけは、アプリで解きながら覚えられます。

アプリの問題画面(施工(躯体))

「耐震改修・解体」の問題はアプリで

この単元の4択13問・○×68問を、解説つきで解けます。過去14年分の出題テーマから作った4択と○×、模擬試験、成績グラフ。電波がなくても使えます。

令和9年度版 近日公開