1級建築施工管理技士 一次検定 / 施工(躯体)

コンクリートの調合の要点と頻出数値

A ほぼ毎年14年中 11年 出題(H25〜R8)

覚える要点

数値の上限・下限

  • 単位水量:185kg/m³以下
  • 単位セメント量:最小270kg/m³
  • 水セメント比:普通ポルトランド最大65%、高炉B種60%
  • 空気量(AE剤等使用):4.5%が標準
  • スランプ:調合管理強度33未満は18cm以下、33以上は21cm以下
  • 粗骨材の最大寸法(柱・梁・スラブ・壁、砕石):20mm

耐久性

  • 塩化物イオン量:0.30kg/m³以下(対策を講じれば0.60まで)
  • アルカリ総量:3.0kg/m³以下
  • 耐久設計基準強度(標準):24N/mm²

強度の関係

  • 品質基準強度=設計基準強度と耐久設計基準強度の大きいほう
  • 調合管理強度=品質基準強度+構造体強度補正値
  • 構造体強度補正値(普通ポルトランド):予想平均気温8℃以上は3N/mm²、8℃未満は6N/mm²
  • 標準偏差が大きいほど調合強度を大きくする

骨材・その他

  • 粗骨材は球形に近いもの(偏平だと単位水量が増える)
  • 砕石は砂利より単位水量が多い
  • 細骨材率:できるだけ小さく、大きすぎ → 単位水量が増える、小さすぎ → 分離
  • 単位セメント量:多すぎ → ひび割れ、少なすぎ → ワーカビリティーが悪い
  • スランプは品質が得られる範囲で小さく

よく出るひっかけ

本番では、正しい記述の数値や向きを少し変えた「誤り」が出ます。×の文と正しい内容をセットで覚えましょう。

ワーカビリティーや耐久性を確保するため、単位セメント量の最小値は250kg/m³とする。
単位セメント量の最小値は270kg/m³。
出題:令和7年・令和4年・令和2年・令和1年
アルカリシリカ反応の抑制対策として、コンクリート中のアルカリ総量をNa₂O換算で3.5kg/m³以下とした。
アルカリ総量は3.0kg/m³以下。
出題:令和7年・令和5年・令和4年・令和2年・平成26年

この単元の4択は11問、○×は57問。残りのひっかけは、アプリで解きながら覚えられます。

アプリの問題画面(施工(躯体))

「コンクリートの調合」の問題はアプリで

この単元の4択11問・○×57問を、解説つきで解けます。過去14年分の出題テーマから作った4択と○×、模擬試験、成績グラフ。電波がなくても使えます。

令和9年度版 近日公開