施工と安全 / 土木工事
土木工事とは(建築との違いと主な種類)道路・下水道・河川・造成など、土木工事の種類と特徴
公開 ・ セコカン君
土木工事は、道路や橋、上下水道、河川、造成など、建物以外の暮らしの土台をつくる工事です。建築工事との違いと、主な土木工事の種類、土木の現場ならではの特徴をまとめました。
01土木工事と建築工事の違い
| 土木工事 | 建築工事 | |
|---|---|---|
| つくるもの | 道路、橋、トンネル、上下水道、河川、港、造成地など | 住宅、ビル、工場、学校などの建物 |
| 発注者 | 国や自治体などの公共工事が多い | 民間の施主が多い |
| 現場 | 屋外で、広い範囲や長い距離に広がる | 建物の敷地の中 |
| 主な資格 | 1級・2級土木施工管理技士 | 1級・2級建築施工管理技士、建築士 |
02主な土木工事の種類
| 工事 | 中身 |
|---|---|
| 道路工事 | 路盤をつくり、アスファルトやコンクリートで舗装する。古い舗装の切削・打換えも多い |
| 上下水道工事 | 道路の下に、水道管や下水道の管(管きょ)を埋める |
| 河川・砂防工事 | 堤防や護岸をつくり、洪水や土砂災害を防ぐ |
| 橋梁工事 | 橋の下部工(橋台・橋脚)と上部工(桁)をつくる |
| 造成工事 | 山を切ったり谷を埋めたりして、平らな土地をつくる。擁壁を築く |
| トンネル工事 | 山や地下を掘り、内側を固める |
03土木の現場ならではの特徴
- 道路の上や近くで工事をすることが多く、車と人を安全に通すことが大事になる
- 地下に、水道・ガス・電気・通信の管やケーブル(埋設物)があり、掘るときに傷つけない注意がいる
- 天気の影響を強く受ける。雨で地盤がゆるみ、川の工事では増水が危ない
- 重機を使う作業が多く、重機と人の接触や、重機の転倒に気をつける
04土木工事で多い資格
| 資格 | できること |
|---|---|
| 1級・2級土木施工管理技士 | 工事の監理技術者・主任技術者になる |
| 車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習 | 機体重量3t以上のバックホウなど |
| 地山の掘削及び土止め支保工作業主任者 | 掘削面の高さ2m以上の掘削など |
| 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者 | 下水道のマンホールの中など |
1級土木施工管理技士の試験については1級土木施工管理技士とはのページにまとめています。
まとめ
- 土木工事は、道路・橋・上下水道・河川・造成など、建物以外の土台をつくる工事
- 公共工事が多く、道路上の作業、地下の埋設物、天候への注意が特に大事
- 代表的な資格は1級・2級土木施工管理技士
出典:建設業法、労働安全衛生法施行令 第6条・第20条。 数値は2026年10月時点で確認しています。