1級建築施工管理技士 一次検定 / 建築学

音・吸音・遮音の要点と頻出数値

B 2年に1回以上14年中 10年 出題(H25〜R8)

覚える要点

音の大きさ

  • 点音源で距離2倍 → 6dB下がる(10mで70dB → 20mで64dB)
  • 線音源で距離2倍 → 3dB下がる
  • 同じ音が2つ → 3dB上がる
  • 強さ10倍 → +10dB(音圧10倍は+20dB)
  • 音速:約340m/s、可聴域:約20Hz〜20kHz
  • 人の耳は低い音に鈍感

残響・吸音

  • 残響時間:60dB下がるまでの時間
  • 容積が大きい → 長い、吸音力・在室者が多い → 短い
  • 講演用の最適残響時間は音楽用より短い
  • 吸音率:反射されなかった音の割合(開放窓は1.0)
  • 吸音力=Σ吸音率×面積
  • 多孔質材:中・高音域、板振動型:低音域、共鳴器型:中音域
  • 多孔質材の背後空気層 → 低音域の吸音率が上がる

遮音・床衝撃音

  • 透過損失が大きいほど遮音性能が高い
  • 質量則:面密度・周波数2倍で約6dB
  • コインシデンス効果:透過損失が小さくなる
  • 二重壁の共鳴透過:低音域
  • L値:小さいほどよい、D値:大きいほどよい
  • 重量床衝撃音(飛び跳ね):スラブの厚さ・剛性
  • 軽量床衝撃音(食器・靴音):柔らかい仕上げ材
  • NC値:小さいほど静か

よく出るひっかけ

本番では、正しい記述の数値や向きを少し変えた「誤り」が出ます。×の文と正しい内容をセットで覚えましょう。

室容積が同じ場合、室内の吸音力が大きいほど残響時間は長くなる。
吸音力が大きいほど、音が早く消えるので残響時間は短くなる。
出題:令和6年・令和4年・令和2年・平成30年
床衝撃音レベルの遮音等級L値は、値が大きいほど床衝撃音の遮断性能が高い。
L値は下の階に聞こえる音の大きさなので、小さいほど遮断性能が高い。
出題:令和3年・令和4年

この単元の4択は10問、○×は53問。残りのひっかけは、アプリで解きながら覚えられます。

アプリの問題画面(建築学)

「音・吸音・遮音」の問題はアプリで

この単元の4択10問・○×53問を、解説つきで解けます。過去14年分の出題テーマから作った4択と○×、模擬試験、成績グラフ。電波がなくても使えます。

令和9年度版 近日公開