二次検定 問題3

工程表の解き方

ネットワーク工程表の計算は、手順どおりに進めれば必ず解けます。「前から足して最大」「後ろから引いて最小」の2つを覚えれば、フロートもクリティカルパスも出せます。

言葉と計算のしかた

最早開始時刻その作業をいちばん早く始められる日。前から足していき、合流するところでは大きい方をとる
最遅終了時刻全体を遅らせずに、その作業を終えればよい最も遅い日。後ろから引いていき、分かれるところでは小さい方をとる
トータルフロート(TF)最遅終了時刻 −(最早開始時刻 + 所要日数)。その作業だけで使える余裕の合計
フリーフロート(FF)後の作業の最早開始時刻 −(最早開始時刻 + 所要日数)。後の作業に影響しない余裕
クリティカルパスTFが0の作業をつないだ経路。この経路の日数が全体の工期になる

例題

12345A 3日D 4日C 2日B 6日E 3日F 5日

① 前から最早開始時刻を出す

  • 結合点1:0日
  • 結合点2:0+A3=3日
  • 結合点4:3+D4=7日
  • 結合点3:B(0+6=6)とC(3+2=5)が合流 → 大きい方の6日
  • 結合点5:E(6+3=9)とF(7+5=12)が合流 → 12日(全体の工期)

② 後ろから最遅終了時刻を出す

  • 結合点5:12日
  • 結合点4:12−F5=7日
  • 結合点3:12−E3=9日
  • 結合点2:D(7−4=3)とC(9−2=7)に分かれる → 小さい方の3日
  • 結合点1:A(3−3=0)とB(9−6=3)→ 0日

③ フロートとクリティカルパス

作業TFFF
A3−(0+3)=00
B9−(0+6)=36−(0+6)=0
C9−(3+2)=46−(3+2)=1
D7−(3+4)=00
E12−(6+3)=312−(6+3)=3
F12−(7+5)=00

TFが0の A → D → F がクリティカルパスで、工期は12日です。

本番で気をつけること

  • ダミー(点線の矢印)は日数0の作業として、同じように計算する
  • 「〇日遅れたら工期はどうなるか」は、その作業のTFと比べる。TFより大きく遅れた分だけ工期が延びる
  • 答えを出したら、クリティカルパスの日数の合計が工期と合うかで検算する

一次の単元:ネットワーク工程表・工程計画・工期とコスト

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